夢ならば醒めないで

小さな恋のうた

届きそうで届かない

 

Sexy Zone菊池風磨くんが「長男」の立場で「長女」の悩みにアドバイス (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERAのお悩み相談を呼んで、めちゃくちゃふうまくん全開だなって思った。ふうまくんはさ、相談者の気持ちを汲み取るのが本当に上手いね。この人は何が心につかえてて、どれを取り除いてあげればいいかっていうのがわかるひと。わかろうとしてあげられるひと。全てを解決してあげるなんてことは決してないけど、そのつかえたものを見つけてあげるだけで悩んでる人ってきっとすごく救われると思うんだよね。感受性が豊かで、人に配るための愛を常に持ち歩いてる人にしかできないことだなぁと思う。

この記事の中にいろんなことをやったけど唯一続いてることがこの仕事という言葉がある。それがとことん刺さる、ふうまくんの魅力です。あんなにリアルで、ふらっとどこかで出会えそうで、きっとやらせたら何でも出来るんだろうな〜、と思わせるあのオーラの持ち主が唯一出来たことが「アイドル」というこの上ない尊い巡り合わせ。そうか、この人はアイドルか。

毎年家族で海に行く。免許をとったその足でそのまま箱根にドライブする。オープンカーで海沿いを走る。妹と手を繋いで歩く。同窓会で実はあの時すきだったんだよねと告白される。ドラマの中に描かれそうな日常の1ページを、実際に手に入れることができる人なんてどれぐらいいるんだろう。近そうに見えるそれは意外と手が届かなかったりする。だってそれが描かれるのは「ドラマの中」だから。スルッと手に入れるふうまくんはやっぱり、アイドルなんだよね。

2017年の目標に「なれそうでなれない人になる」を掲げたふうまくんのことがだいすきで今もふとしたときに思い出す。ananで「こいつになら勝てそう」というポジションになりたいと言っていて、また思い出した。ふうまくんのインタビューを読んでるとこんな言葉によく出会う。ふうまくんというアイドルは妙にリアルで、立体的で、とても親近感がある。触れそうな、出会えそうな、振り返ったらいそうな。席替えをしたら隣になれそう。バイトでシフトが被りそう。電話をしたら車で迎えにきてくれそうだよね。

でも、どうだろう。実際はめちゃくちゃ遠いんじゃないか。さっきまで届きそうだと思っていたものが、次の瞬間に全然届かないことに気付く。これが恋のはじまりですよね。この瞬間、世界の色がガラリと変わる。この瞬間を忘れたくないし、もっといろんな人に体験してもらいたいんだよな〜〜!!

なれそうでなれない人。近そうで遠い人。このアイドルのカタチ、ふうまくんにしか出来ないと思ってます。遠そうで遠い人ならたくさんいる。絶対なれないなと思う人もたくさんいる。生きてる世界が違うなぁって思う人だって見てきた。でもなれそうでなれないって初めて出会ったよ。わたしはそういうアイドルのふうまくんがだいすき。

ふうまくんのもつ「普通」が全部夢みたい。アイドルって素晴らしいね。