ちねんくんのダンスは人の心を豊かにする
暗がりのなかに、真っ白な衣装に身を包んだちねんくんを見つけたとき、ハッとした。
その後ろ姿を見て、ちねんくんのお尻を見て、とてつもない緊張感が走った。
世界で一番すきなダンスが今から始まる、ちねんくんの立ち振る舞いを見ていたら何となくわかった。
ちねんくんのコンテンポラリーダンスは、息をのむほどの美しさで、それ以外のものがモノクロに見えてしまうような輝きがあって、文字の通り瞬きをするのも忘れるほど人の視線を惹きつける。
頭の先から爪の先まで、ちねんくんがする動きの全てを、言葉で表してしまうのがもったいないぐらいに美しい。
初年度のジャニワでWhere my heart belongsを見たときのことを思い出しました。
あの曲を見たときの衝撃は相当なもので、声を出さないようとにかく必死だった。
息をしたら声が漏れてしまいそうで、両手で口を覆ったことを今でも鮮明に覚えています。
少クラで披露されてから事あるごとにdiskを引っ張り出してきて何度も何度もリピートしました。
ずっとずっと大事にしていて、またちねんくんのコンテンポラリーダンスを見れる日がくるといいなって思ってた。
ピアノの音を聞くと、この音に合わせてちねんくんにダンスを踊ってほしいと何度も思った。
まさか夢が叶う日がくると思っていませんでした。
センターステージの目の前の席で、力強く舞うちねんくんのダンスを見ることができて本当に本当に嬉しかった。幸せです。
わたしはきっともう二度とあの近さであのダンスを見れることはないだろうなと思います。
絶対に絶対に忘れたくないから、ここに記します。
ちねんくんのコンテンポラリーダンスは人の心を豊かにすると思う。
もちろん、コンテンポラリー以外のダンスもわたしにとっては世界一です。
でもコンテンポラリーダンスは特別だし、格別だって、そう思う。
少し棘の刺さった心に優しさを。冷たくなった手に温もりを。モノクロの世界に煌めきを。凄いものを見た、という感情が心を満たしていく。
わたしはちねんくんのダンスを見たときにしか感じることのできないこの感情や興奮がとてもすき。
ちねんくんがステージ上で削る命の破片を、出来るだけ長く見つめていたいです。